30代、40代、50代の方は特に気をつけてほしいのが、若いころと違って、あまりに刺激の強いレッスンやトレーニングは身体がまずなじむのに時間がかかると言うことです。
ひとによっては偏頭痛等が起きる場合もあります。
特に運動の経験のあまり無い方や、昔はやっていたけど10年以上何もしていない方たちは、焦らずに身体の機能のバランスをある程度整えてから本格的なバレエレッスン、筋トレやダイエットに取り組んだほうが確実に結果が出ると思います。
その為にも無理のないバレエレッスンは非常に有効かつ安全なトレーニングだと思います(もちろんある程度の正しい知識は、どんなことにでも必要ですが)
元々バレエメソッドは、解剖学や人体力学的に研究され作られています。
この動きの中に頭、目、首、肩、腕から指先、背中、胸、お腹、腰周り、もも、ふくらはぎから足指にいたるまで、全身をバランスよく調整して、コアの部分に働きかけて強化していくことが可能です。
どんな動きもそうだと思うのですが、身体全体は必ずつながっているので、部分的な強化よりも、出来るだけ身体全体が連動している動きの方が、トレーニング効果が高いと思います。
その意識があるかないかだけでも随分違ってくると思います。
バレエダンサーが身体の不調を訴えるとき、正しいレッスンをすることで改善されます。(もちろん、ケガ等をした時は別ですが)私自身もいつも経験していることです。
特に大人からバレエを始めようと思っている人は、最初は本当に、全然物足りないぐらいでも身体の中の様々な変化は必ずありますので、焦らずに長い目で見てレッスンに取り組んでほしいと願っています。
美かえる
バレエとコンクール・・・・・
バレエとコンクール・・・・
バレエとコンクール・・・
昨今、バレエコンクールが日本全国、各地で開催されています^^
例えが相応しくないのを重々承知で書かせて頂きますが、全国で発生しているゲリラ豪雨のように、突如として新しいコンクールが至るところで開催されていますね。
バレエ教室を営んでいる側としては、生徒達が挑戦する場が増える事は有り難く、目標に向かって努力する事はとても尊い事です。
しかし、審査基準が曖昧で主宰者側の目指す意図が
はっきりしないコンクールも少なからずあるように見受けられ、少し残念な思いもあります。
非常に難しい問題かも知れませんが、入選、入賞だけにとらわれず、
"何か目標に向かって努力する"
"そしてあきらめない"
コンクールに出場する事でそれらの事を経験の中で身に付けてもらえればと願っています。
バレエコンクールに出場する事で、自己否定をして傷付く事なく、世の中に出ても立派に生きて行けるように・・・
美かえる・・・・